VFOと送信機は1つに その1

AYU-40はすでに実戦投入してあり、今日も1エリアの2人のOMと交信頂きました。しかし、水晶1波の送信機なので、混信が出てきてもQSYすることもままならず、あえなくQRTとなることがあります(実際には別のリグでQSYということが多いのですが)。
そんなわけで、予定していたAYUにDDS-VFOを付ける作戦の第2段階に進むことにしました。

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VFOを使い回したいという理由で、DDS-VFO、TX, RXを3つのケースに入れる予定でした。しかし、AR7030PLUSという受信機を手に入れたので、受信機は自作とせず、VFOとTXを一体化することにしました。
両面テープが剥がれて液晶表示部がはずれてしまい、2.6×12のナベねじを買いにいったりしたので、思ったよりも時間がかかってしまい、日曜の夕方では終わりませんでした。 つづきはまた。

AR7030PLUS

AYU-40等の送信機は完成しているのに、受信機の方は未だ定まったものがありません。
最有力候補だったSR-7はCWには帯域が広すぎるし、LA1600に無理矢理BFOを付けているので復調がクリチカルです。たまに使うのであれば十分ですが、受信時間が多い私としては、この際なのでしっかりした受信機が欲しいと思っていました。トランシーバーではなく、受信機です。

一時期JRCのNRD92を使っていました。
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さすがに業務用受信機なので、しっかりした造りをしています。
確かに受信もいい感じに聞こえますが、飛び抜けてすごいとは思いませんでした。
Sherwoodのデータを見ても20kH離れた二信号特性こそ94dBと良好ですが、2kHz時には63dBと未だ現役のTS520と同じです。
なにより、立派すぎてQRP送信機にはもったいない。

そこで、懐古趣味ですが高一中二の代表作である9R59Dに目を付けました。
SR-7のお手本になった?受信機です。この受信機は、とてもいい音がします。
私が最初に使った受信機は五球スーパーでしたが、その時の音を思い出しました。両親が結婚間もない頃購入し、押入の奥にしまってあったものでした。真空管の音。AGCのかかり具合も40年前を思い出します。
SSBを聞くにはとてもいい受信音なのですが、CWを聞くには帯域が広すぎます。また、ハムが乗っているので受信音が濁っています。それに、大きさも考えていたよりも少し大きいのです。NRD92よりは小さいですが。

それで、良い受信機がないか探していたのですが、見つけました。これです。
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AORのAR7030PLUSです。
オーディオ機器かと間違う位のデザインで、並の受信機とは一線を画しています。
手元にリモコンがないと操作性は泣きたく位悪いのですが、音は良いです。
Sherwoodのデータを見ると20kH離れた二信号特性は100dBと良好ですし、2kHz時には82dBとNRD92より20dBほど良好です。
しかも、オプションでコリンズのメカニカルフィルターや他社のクリスタルフィルターを組み込むことができるようです。さすがに内蔵の2.2kHzフィルターではSSBにはよいのですが、CWには広すぎるので、AR7030PLUSを購入してすぐに500Hzメカニカルフィルターを発注しました。
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フィルターが届いたので、AR7030PLUSに組み込もうとして上蓋を開けたらこういう状態でした。
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なんと、2.4kHzのクリスタルフィルターとノッチ&ノイズブランカーが内蔵されているではないですか。
ちょっと高いかなと思いながらも購入に踏み切ったAR7030PLUSだったので、嬉しい誤算と言えます。これで、一気にお買い得品を買った気分になりました。
ところが、嬉しかったのはここまでで、クリスタルフィルターやノッチフィルター基板が設置されているために、購入したメカニカルフィルターをインストールできないのです。正確に言うと、ノッチフィルター基板などを外せばいいのですが、ねじがきつくて取れないのです。それで、小さなマイナスドライバーの先に両面テープでメカニカルフィルターを付けて、ドライバーをフィルター基板の下に潜り込ませ、フィルターの取り付け位置まで運んだらメカニカルフィルターをドライバーの先から外して、所定の位置にセットしました。そして、基板の下から半田付けしました。
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これで、6カ所あるフィルターべいは全て埋まりました。
AR7030はフィルターの特性を見ることが出来るので、早速試してみました。
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-6dBでは500Hz、-20dBでは700Hzとなかなか良い感じです。CWフィルターとしてはやや広めで優しい音がするフィルターでしょうか。FT817やFT857等に使っているコリンズフィルターと同じものでしょう。そうであれば、FT817に入っているフィルター基板からメカニカルフィルター本体を取り出せば、300Hzのフィルターが使えます。ただ、QRP送信機と組み合わせて使うことを考えると、あまりフィルターの帯域が狭すぎても使いづらくなるかと思うので、このフィルターがベストなのではないでしょうか。

さて、500HzフィルターをインストールしてからのAR7030PLUSで7MHz帯を聞いていますが、2.4kHzのフィルターで聞くのとは全く違いますね。いい感じでSWLができそうです。早速AYU-40と組み合わせてCQを出してみましたが、空振りに終わってしまいました。



QRPリグキット K-CW7023

中華製ピクシー2?を組み立てました。
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ここで、トランジスタQ1がないことに気付きました。
発振を担当しているトランジスタなのでとりあえず2SC1518を使ったのですが、それが間違いのもとでした。
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トランジスタの足の配置が違ったので、動作しませんでした。
2セット購入したので、トランジスタをもう1つのセットから持ってきて半田付けしました。
9Vで0.2W位の出力です。
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こんな回路の簡易トランシーバーです。
来週土曜日のミーティングでお披露目しようとしていたのですが、2つあるとトランシーバーごっこができるので2セット購入したのに、2セット目は組み立てることができませんでした。
受信はおそらくダイレクトコンバージョンだと思いますが、送信周波数7023kHzの交信はもちろん、2kHz上の交信もよく聞こえます。それから、SSBの交信も聞こえます。まあ、この辺はご愛敬ですか。

古いリグ

昨日の夕方、/6のAkiさんと交信した。
半年ぶりくらいの交信だったが、毎回と言っていいくらい休日の夕方の交信となる。
ちょうどコンディションの変わり目で、国内の近場が聞こえなくなってきて最後に6エリアが残るのだが、その時間にAkiさんのCQが聞こえてくるのだ。そして、大抵は30分も交信していると信号がダウンしてきて73を送ることになる。昨日もそうだった。

IC7300のファンを静音ファンに交換した話をしたら、FT1011などの古いリグは健在かと聞かれたので、FT1011は良いリグだが譲ってしまい、そのお金でIC7300を買ったことを伝えた。そうしたら、TS520は大丈夫かと聞かれたので、520は整備してこれからも使っていくと言ったらAkiさんは素晴らしいと言ってくれた。AkiさんはTS520をお使いの、520仲間である。

自分の技量で古いリグをメンテナンスすることは難しい。それで、FT1011は使って頂けるOMさんに譲った。その方がリグも幸せだろう。TS450は所有権は自分にあるが、自局の免許から撤去してFISTSクラブ局の無線機として使ってもらっている。古いリグで残っているのはTS520だけである。メンテナンス以外にも新スプリアス基準というものが、古いリグを手元に置くかどうかの判断に影響している。
しかし、中学生時代に親に無理を言って買ってもらったTS520なので、これだけは整備しながら使っていきたい。新スプリアス基準が適応されるので、TS520V(改造)にLPFを付けて新たに変更申請を出す予定だ。

IC7300 静音化

IC7300はいいセカンドリグなのですが、送信毎にファンが爆音をたてるのが玉に瑕です。

もっとも、車の中で愛用しているFT857のファンの音はもっと大きいです.
また、大きな放熱器があるために普段はファンが回らないK2も、夏場の連続送信ではファンが回り出しますし、ファンが回ればそれなりの音が出ます。
セカンドリグとしてはなかなかの性能を持ったIC7300ですが、ファンの音のために積極的に使うのは二の足を踏んでいました。

ところが、先日A1クラブのAtsuさんのブログにIC7300の静音化の記事が載っているのを見つけました。
以下引用
「FacebookのIC7300ユーザーグループで海外のユーザーが静音ファンに装換して良好な結果を得たとレポートされていたので
すぐに同じものを調達しました。」

それで、私も静音ファンをAmazonで調達しました。
Noctua NF-8A PWM 80mm Premium Quality Fan

今日は自己責任でIC7300のファンを静音ファンに取り替えました。
まず、裏ぶたを開けます。
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次にファンの電源コネクタを外します。
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ファンを取り外します。
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静音ファンの黄色コードにオリジナルファンの赤色電源コードを繋ぎます。また、黒コードに黒電源コードを繋ぎます。
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静音ファンの電源コードはオリジナルファンの反対側の面から出ていたので、電源コードを反対の面に出すために静音ファンを少し削りました。
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静音ファンの電源コードをIC7300に接続します。
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静音ファンを取り付けます。
ねじを締めすぎると壊れるので注意してください。
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それでは新しいファンの音をお聞きください。


どうです?
とても音が小さくなりました。
実際に運用していると、ファンの音よりもパドルの音や、室内の音の方が大きくて、ファンの音は聞こえません。
ファンがリグの背面にあるので音が聞こえないというのもあると思います。

購入してから半年ですが、今回の改造でメーカー保証は受けられなくなります。
今回のプチ改造は大成功でしたが、あくまでも自己責任ということをお忘れにならないよう。

コンテストとIC7300

ACAGでIC7300を使ってみました。
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7MHzCWで300局ほど交信しましたが、コンテストでも十分活躍してくれました。
さすがにkW局が250Hz隣に来ると、S9振ってしまいますが、K3でもS6,7はメーターが振れて聞きにくくなりますから、しょうがないでしょう。
受信時にはIP+はON、RFゲインは10時の方向で使っていることが多いです。このくらいゲインを絞ってやると、アイコムのリグでも静かに受信できます。RFゲインを絞った分はAFゲインを多くしてやります。

K1のQRH対策(追記あり)

エレクラフトの傑作?であるK1は大変良いリグですが、QRHが玉に瑕です。
そこで、各局のK1のQRH対策を見て、私もやってみました。

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まず、K1の裏ぶたを開けます。

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そしてC5 3300pFスチロールコンデンサを3300pF温度補償型積層セラミックコンデンサに交換します。

その結果はこうなりました。(室温28.5C)
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QRH対策はまだ他にも方法はあるようですが、とりあえず十分なレベルに達したと思います。
トリオのTS520よりいい感じがしますが、手前味噌でしょうか。
このグラフを見ると、FDに持っていってもいい気がします。(追記あり)

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IC7300 その2

忙しかったため、IC7300を使う時間はあまりなかったのですが、いくつか感じたことを書いてみます。

まず、ディスプレーが小さいということです。
iPhone SEが4インチのディスプレーで、IC7300が4.3インチなので、ほんの少しSEより大きいだけです。
見る分にはいいのですが(いえ、加齢とともに見にくくなりますか)、バンドスコープ上の信号をタッチしてQSYしようとすると、なかなかドンぴしゃというわけにはいきません。もちろんICOMもそこは改善策をほどこしてあり、ディスプレーにタッチするとその部分が拡大されるようになっています。
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この拡大機能はないよりはいいかなという感じですが、パネルタッチで全てのことをさせる必要はなく、QSYする周波数はメインダイヤルで微調整してやればいいわけで、操作性は必要なレベルには達していると思います。

今一番気になっているのは、アンテナ端子が1つしかないということです。
K3はアンテナ端子が2つあるので、アンテナ端子1には7MHzHB9CVが、アンテナ端子2には14MHz,21MHz2バンド4エレHB9CVが接続されています。メインに使っているK2はアンテナ端子が1つしかないのですが、2回路のアンテナ切換器が内蔵されている外付けのアンテナチューナーをつないで、チューナー兼アンテナ切換器として使っていました。
今回はIC7300を評価するためにとりあえずメインリグの位置に据え、K2につないでいたアンテナチューナーをIC7300につないで2本のアンテナを切り替えることにしました。安いリグですから、アンテナ端子が1つしかないのは納得できますが、アンテナ端子が2つあれば便利だな~と思います。

IC7300 ファーストインプレッション

気が付いたらシャックに日本製の100W機がありません。
先日、K2が故障して自分で直しました。故障が直るまでの期間、コンテストのメインリグであるK3がK2の代役を務めました。
そのK3も落雷の影響による修理経験があり、サブリグとして新スプリアス基準を満たすATU内蔵の100W機が欲しいと思っていました。それで、少ない小遣いをこつこつ貯めて話題のIC7300を購入しました。

IC7300の大きさはK2より2回りくらい大きく、K3より1回り小さいくらいで、ちょうどK2とK3の間の大きさです。
仕事が忙しくて、購入してから使う時間が少なく、その少ない時間は私の勘違いからRTTYの設定に割かれてしまいました。
本当は夕方40mバンドのノイズの海から浮き上がってくるカリブ海からの信号を聞かせたかったのですが、代わりにVLP局を受信してみました。IC7300とK2,K3,KX3の4台で聞き比べています。



撮影したのが安いデジカメなので音が聞きにくいのですが、お許しのほどを。
IC7300はS/Nが他の3機種よりも若干悪い感じがしますが、ノイズすれすれの信号を聞くような場面でなければ大丈夫でしょう。
ウォーターフォールを見ることが出来るスペクトラムスコープは大変魅力的です。KX3にバンドスコープとリニアアンプ、アンテナチューナーを付けたらTS590を買ってもおつりが来るくらいの結構なお値段になってしまうので、IC7300のコストパフォーマンスは大変高いと言えるでしょう。

時間がかかったRTTYの設定は、私の勘違いによるものです。
IC7300はリグをUSBでコントロールできるというので、RTTYもMMTTYを使ってUSBケーブル1本でコントロールできると思ったのです。
もちろんUSBケーブル1本でコントロールできたのですが、それはFSKではなくUSB-DのようなDATAとして出来たのでした。

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