バイリンガル

私が直接存じ上げている中で和文をやる方は、ほとんどの方が欧文もやる二刀流、バイリンガルでいらっしゃる。
そういう方は、活動の幅が広くて、素晴らしい方が多い。
私もそうだと良いのだが、残念ながら和文が出来ない。

出来ないのは理由がある。
今となっては、自分の不勉強を恥じるしかないのだが、
30年以上前になる自分のビギナー時代の体験が、和文が出来ない、いや、やらない原因となっている。

当時の資格制度は、今と違い電話級、電信級、二アマ、一アマとなっていて、
電信級は出力10Wで電信しか出来ない資格だった。
私は電信級と電話級を同時期に取得したが、免許証が届いたのは電信級の方が早く、
クラブ局から初めて電波を出したのはCWだった。

電信級の資格を取ったものの、中学校のクラブ局には電話級オペしかおらず、
直接教えてくれる人はいなかった。
そこで、雑誌の記事でCQの出し方やラバースタンプQSOのやり方を学んでいった。
後は思い切ってオンエアーする武者修行だった。

冷や汗をかきながらではあったが、1ヶ月くらいで何とかレポートと名前、QTHを打電することができるようになった頃、ツートトツーツーツーという音を耳にした。
それが和文の交信であることは知っていたので、自分は和文ができないということ「NOホレ」を打電すると、それがきっかけで交信終了に向かっていくことが多かった。

そんなある日、自分のCQに応答してきた局がホレを打ってきたので、NOホレで返信したのだが、その局はホレのあと、どどーっと打電してきた。そして、あっという間に73を打って消えていったのだ。
私はあっけにとられて、何が起こったのかわからなかったが、馬鹿にされたようだとはうすうす感じられた。
そんなことが何度かあり、CWにでるのが怖くなった私は、電話級の免許証が来たこともあり、CWはやめて電話の交信に力が入るようになっていった。
高校生の時に2アマの免許を取ったが、CWはDXと交信する時に使うモードになっていた。

和文に対しておもしろそうだと感じたのは、2mアップバーターのキットを組み立てた時だ。
TS520を改造してFMを出せるようにして、2mの世界にデビューしようと考えたのだ。
しかし、キットを組み立てることはできたが、TS520のFM化には失敗したので、2mにはSSBとCWで出ることになった。
2mCWで欧文で交信している局はとても少なく、毎日聞こえてくるのはホレの信号だった。
何を交信しているのかわからなかったが、何となく楽しそうに聞こえてきたものだ。

そのときに、近くで和文の世界に誘ってくれる局がいれば、今頃私もバイリンガルなのだが、残念ながら今のように積極的にビギナーの手を引いてくれる局が少なかったように思う。こう書くと、あまりにも和文に対して消極的のように思えるかもしれないが、和文を覚える時間があったら、CWでDXと交信したいと考えていたのが1番大きい理由だったと思う。そして、それは今もほとんど変わっていない。

CWは上級ライセンスに必須で、1アマは欧文のほかに和文の試験もあった時代だ。和文をやって1アマになってみろというような雰囲気をビギナーであった私は感じたものだ。
今はCWという伝統芸能が途絶えないようにするためなのか、CWビギナーウェルカムの時代である。
CW初心者にとっては、良い時代になったのかもしれない。
今の私は、和文を退職してから運用したいと考えている。そう言うと、知り合いのOMからは、若いうちに和文を覚えた方が良いよと言われてしまう。まあその通りだが、ちょっとしたトラウマがあるので、しばらくお預けである。しばしお待ちください。



コメント

こんにちは。
NOホレでいきなりどど~っと打たれると、何が何だかわかりませんよね。
トラウマになるのもうなずけます。

私もUSTさんと同じ感じです。
1アマを取るために和文を覚えたような物なので、
積極的に和文でQSOしたいとは思いません。

ただ、ローカルや気心の知れた局と欧文で意思疎通出来ないときにはやっぱり和文がわかると便利ですよ。
和文で道案内をしてもらったり、結構役に立ちます。

ただ、和文は話が長くなるのが難点です。
欧文をもっと勉強しようと思っているので、必然的に欧文QSOが多くなりますね。

しばらく和文を使っていないので、少し忘れていますが、
時々和文も使わないとと思います。

和文は必ずしも必要ないのかも

Sugiさん、こんにちは。

Sugiさんくらい欧文が自由に使えるようになれれば、和文は必要ないかも知れないなと思ったりもします。

国内相手なら欧文は、ほとんど決まった相手しかいないかと思いますが、視野がDXに向いておられるので、欧文オンリーでもCW firiendsが沢山出来そうですね。。

これから太陽活動が更に活発になるようなので、私も欧文をもっと使えるようになって、DXを相手にラグチューしてみようなどど思っています。

和文

色々、物議をかもしていますが?和文もなかなか良いものですよ!^_^;

他の方も言っておられると様ですが、頭の柔らかい若いときに是非覚えたほうが良いですが・・色々事情もありますからね?

ただ、何でもそうですが「やる気!=必要性」が無いといつ覚えようとしても同じかもしれませんね?

私は、2005年に(62歳で)A1クラブに入って本格的にCWを始めましたが、欧文に遅れる事半年で、ついでに?和文を始めました。
理由として
・(当時)昼間の7MHzには和文局ばっかり!
・欧文を覚えついでに、ボケ防止をかねて・・!
のためでした。

丁度、前の会社を定年になり関連会社に通勤する車内でiPodを聞きまくりました。
何とか「音感法」で!と思ったのですが、どうしても一部覚え切らず「語調法」にも厄介になりました。
(今は、どれが「語調法」だったか忘れましたが・・)

始めた頃は、こちらも「年取ってから覚えたので、お手柔らかに・・?」との殊勝な気持ちでいましたので、お相手いただく和文局の「親切さ!」に感動したものです。

そのうち、有名な熊さんの洗礼も何度か受けましたが、正直何を言っているかわからず(今もですが・・)
「お元気そうで何よりです。又宜しく!」と打って返事すると
あの方の特徴として深追いはしませんので終わりになることが多かったです。

・・・という事で、結論として年齢は関係ない(他の要因の方が大きい)と思うので、そのうち是非覚えてください。

皆さんもよく言われる様に、大変さ?以上に楽しさもありますので。
お早い「お越し?」をお待ちしています。^_^;

Kazuさん、こんばんは。
車の中から走行中に打電される方もいらっしゃるので、道案内などされたらいいでしょうね。
母国語のCWの良さというものは想像できるので、いつかは手を出してみたいです。

Tuboさん、こんばんは。
無線をやろうと思ったきっかけは、未知の国への憧れのようなものでした。習いたての英語を使ってみたかったですし。
中学生のときは10mSSBがメインで、VKのオジサン100人以上と交信しました。
SSBがCWになっただけで、やっていることは今も昔も似たようなものかもしれません。
今晩はW同士の高速チャットが7026.5kHzで聞こえます。和文を覚えたとしても、1:9くらいの割合で、欧文が多くなりそうです。

Ronさん、こんばんは。
いや~お手本がいらっしゃいました。
確かに昼間の40mは和文が多いですよね。
たぶん、私も退職したらぼけ防止に和文を始めると思います。そのときには、ぜひお相手ください。

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