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パッチンコアーで

コモンモード電流対策を何回かやりましたが、今回は同軸切り替え器前の部分をやってみました。
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これは40mのHB9CVにつながっている同軸です。今回、TDKのZCAT2035-0930を18個つけました。

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こちらは15/20mの4エレHB9CVにつながっている同軸です。これにはTDKのZCAT3035-1330を11個つけました。

同軸切り替え器とリグをつなぐ同軸には既にパッチンコアやフェライトコアを利用したコモンモードフィルターを挿入してあります。
しかし、以前から気になっていたのは同軸切り替え器とアンテナをつなぐ同軸ケーブルのコモンモード電流です。
じつは、同軸切り替え器を使うと、切り替え器とアンテナを結ぶ同軸にコモンモード電流が多く流れてしまいます。
ちなみに、同軸切り替え器をはずして、中継コネクターでつないでみると、コネクターのアンテナ側のコモンモード電流は数mVです。同軸切り替え器を使うい、Fieldで7MHzの電波を出してみると、だいたい70mVでした。これに、コアを18個つけるとコモンモード電流は4mVに激減します。K3だと46mVから3mVに減りました。多いに効果がありました。

20/15mのHB9CVでは同軸切り替え器のアンテナ側にはFieldの時に17mV,K3の時に11mV流れます。この部分にパッチンコアを取り付けると、Fieldの場合は11mV, K3の場合は4mVに減りました。

しかし、コモンモード電流が流れているのは同軸ケーブルとは限りません。
前回のコモンモード対策では、ローテーターのコントロールケーブルに一番流れていました。
今回は、部屋の中のケーブルを片端から調べていきました。
そうしたら、プリンターやプリンターサーバーが電源をとっている、リグから2mくらい離れている延長コードにFieldで7MHzの電波を出すと200mVにもなりました。K3では145mVです。

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ここにTDKのZCAT2035-0930を取り付けると、コモンモード電流はFieldの場合60mV,K3の場合は40mVになりました。
このくらいのレベルになると、TVIを心配する必要がだいぶなくなります。

さて、今回の対策を行った後、K3で7MHzCWを聞くと今までとどこか違います。
ノイズが少ないのです。今まで常に3くらい振っていたノイズが、今ではSメーターの2がついたり消えたりという状況です。
冬が近くなったので、バンドのノイズレベルが下がったということもありますから、パッチンコアーのおかげとは限りません。
しかし、現実にノイズが減り、今まではノイジーなK3で運用してみようかという気持ちが起きてくるから不思議です。

コメント

なかなか興味深く見ました。

私も対策をしようかと思っていますが、
コモンモード電流は何で測定しておられますか?
よろしければ教えてくださいませ。

TCVさん、以前使っていたブログで恐縮ですが、こちらをご覧ください。

http://blogs.yahoo.co.jp/jk7cw/archive/2008/02/16

RF電流計のピックアップ部分は、大進無線のキットを使っています。
以前にCQ誌で紹介されていたものです。

http://www.ddd-daishin.co.jp/e-kousaku/d-rf-current/ver2/index.htm



早速注文しました。
ありがとうございました。

FBなインターフェア対策ができると良いですね。

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