My K3's hissy and noisy audio

今エレクラフトのMLで「My K3's hissy and noisy audio」もしくは「K3 audio」という話題が続いている。
確かにK3は少々うるさい。RFゲイン、あるいはIFゲインが少し多いような気がする。

主に比較の対象はINRADのルーフィングフィルターを入れたFT-1000MP MARK-V Fieldなのだが、VRFを入れても入れなくても、Fieldの方が静かに聞こえる。しかも、CWの音がノイズから浮かび上がって聞こえるのだ。逆にいうと、K3のCWの音はノイズに埋もれそうになる。それで、ノイズが多い日はFieldの方が聞きやすかったりする。しかし、不思議なことに、常にFieldの方が聞きやすいとは限らない。K3の方が聞きやすい時もあるのだ。
Fieldのノイズが少ないのは、IFゲインを隠しコマンドを使って少し落としてある。そのあたりにも理由はあるだろう。

また、ヒスノイズが多いのは、MENUでRX イコライザーを呼び出してAF出力を400Hzと800Hzを0dBに、その他を-10dBに、3200kHzを-16dBにするとかなり静かになる。しかし、それでもうるさいので、RFゲインを10時の方向くらいまで絞ってやる。こうすると、K3の静けさはFieldのそれにかなり近づく。

実は、Fieldの音をK3の音に簡単に近づける方法がある。
AFのDSPをONすればいいのである。EDSPという名前のスイッチだ。そのなかの、オーディオピークフィルターでも良いし、CONTOURでもいい。NRでも多少似たような傾向になる。
Fieldでも内蔵のDSPを使えば、その音はてきめんに平面的になってしまう。これぞDSPだ。

携帯電話がアナログからデジタルに変わった時の音質の変化と似ている。
もう少し前の話では、レコードからCDに切り替わった時だ。
CDの音はえらくクリアーに聞こえた。始めの頃は感激したものだった。(初めてのボーナスで買ったためかもしれないが)
しかし、あとになって気づいたのだが、演奏に奥行きがないのである。音が平板なのだ。
そういえば、デジタルカメラと銀円写真の違いもそうだ。デジカメで撮った写真は、なぜか奥行きを感じにくいのだ。

だから、ラグチューするにはFieldの方が良い。しかし、コンテストのような混雑しているバンドでの運用であれば、圧倒的にK3の方が良い。S9+の強い局のすぐ横にいても、きちんと交信出来るのだ。K3の有難味を感じる瞬間だ。

FT-2000のメインはDSPで、サブ受信機はアナログにしたYAESUのメンバーはなかなか考えたと思う。

コメント

FT-2000のアナログサブ。去年のハムフェアーで技術営業とじっくりお話する機会があったのですが、サブにアナログを残す(デジタルに出来なかったのではない)ことに関しては、最後の最後まで企画と技術の間でもめたと言っていました。私もFT-2000を使っていて感じるのですが、デジタルの良いところ、アナログの良いところ、それぞれがシーンによって全く違って聞えます。どちらも捨てがたい、言い換えればIF-DSPの技術もまだ完成していない事を具体的に感じています。
オペレーションスキルがまだまだな私でさえ感じています。
DSPももっと高速なモノもありますが、それを採用するにはまだまだ民生機では予算が許されないのでしょう。数100KHzで取り込んで処理できれば、量子化も20ビット精度で取り込めれば、近い将来そんなRIGが出てくるかもしれませんね。

Junさん、私も技術の人とじっくり話をする機会があり、同じようなことを聞きました。
デジタルの技術は、まだまだ発展途上のようですね。あるいは、量産化の段階の問題に移っているのでしょうか。
いずれにせよ、DSPのリグはまだ「買い」ではありませんね。K2がほしくなってきました。

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