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ベルトの交換

クランクアップタワーを上げ下げするのにモーターを使いますが、モーターの回転を伝えるのにベルトを使っています。ここ半年のことですが、たまにベルトが滑ってタワーを上げ下げすることができないことがありました。いよいよ交換の時期が来たようです。1泊の人間ドックから帰ってきたのが昼過ぎだったので、天気もいいし時間もあるし、思い切って交換することにしました。

まずはベルトのカバーを外しましたが、12年ぶりに自分でやったのでやり方をすっかり忘れてしましました。矢印のナットを回して、ボルトを外さなければならないのです。
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カバーを外すとベルトが見えました。所々痛んでいますし、たくさんのひびが入っています。
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ベルトを外した状態です。
そして、DIYのお店ですでに購入済みのA-45のベルトを取り付けます。
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これば外したベルトです。ずいぶん痛んでいますね。2013年にFTIで総合メンテナンスをやってもらった以来でしょうから、9年間使ったことになります。耐久性能が高いベルトではなかったのに、たくさん働いてくれてありがとう。

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アースマット

自動車の屋根にぺたりと貼って容量結合させ、アースの代わりを担うマットが壊れたので自作しました。
17日にJE7ZFEを運用する予定なので、機材の点検をしていたら、その自作したアースマットが見当たりません。
しょうがないので壊れたマットを使うことにしました。

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かなり使い込んでいるのでボロボロです。接続する線はちぎれてしまいました。

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接続部分に半田メッキをします。

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平編みアース線にアンテナマグネット基台用の圧着端子とアンテナチューナー用の圧着端子をつけて、マグネットアースに半田付けしました。
完全にやっつけ仕事ですが、雨が降ったら使わないし、数回の移動運用に使えればいいでしょう。

釣り竿アンテナのアース

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ホームセンターで銅箔テープを買ってきました。

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銅板は硬くて柔軟性に乏しいので、車を傷つける恐れがあります。それで、銅が大変薄い銅箔テープを使って容量結合用のシートを作ってみました。
これを持って近所の河川敷へ行き、実験開始です。

まずは釣り竿に這わせた8mのラジアルだけで、アースなしの状態です。
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アースなしでも運用できそうなバンドがあります。

長さが10mくらいのラジアルを付けた状態です。
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ノンラジアルよりもより使えそうです。

今日作った銅箔アースだとこうなります。
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山、谷が緩やかになった感じです。
車の屋根の上の状態です。
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銅箔アースを裏返すとこうなります。
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こちらの方が良いかもしれません。

銅箔アースとラジアルの併用です。
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SWRは改善されましたが、10,14,18,28,50MHzに使えるのは変わらずです。
エレメントを11mか13mにすると7MHzに良いのかもしれません。次にチャレンジですね。

強制バラン

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VCH用に使っていた強制バランを1:9に手直しして、動作を確認しました。
470オームの抵抗をアンテナとアース端子に接続してこのSWRです。21MHzくらいまでは十分使えそうです。28MHzでもアマチュアだから大丈夫かな?

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このバランを使って、釣り竿アンテナがどうなるか寒河江市で試してみました。

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10~18MHzと28MHzはリグ内蔵ATUでマッチングがとれました。
ローバンドがだめなのは、アースの問題がありそうです。
10MHz帯で運用してみましたが、今日は多くの局がS9で入感していました。弱い局でもS5~7でしたから、モービルホイップよりも断然良いです。長さ2mのモービルホイップと比べては気の毒ですが、これで7MHzが使えれば大変使い勝手があるアンテナになりそうです。

フロート・バラン(コモンモード・チョーク)

全市全郡コンテストに飽きたので、手元にあったコモンモード・チョークをフロート・バランに流用しました。
コモンモードフィルターに陸式ターミナルをつけて、ワイヤーとアースを接続できるようにしたものです。
フィルター本体は、FT114-43に1.5D-2VをW1JR巻きで14ターンしています。
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前回使ったこの2:3の強制バランの代わりに、フロート・バランを使いました。
これを使って釣り竿アンテナのマッチングがとれるようにセットしたのですが、10MHz帯しかマッチングが取れません。
今回はアースを容量結合だけではなく、7mくらいのラジアル1本も張ってみました。前回の強制バランの時よりも10MHz帯のマッチングはほんの少し良いようですが、それくらいの効果しかありませんでした。
次回は、2:3の強制バランの接続を変更して、1:4の強制バランにして実験してみましょう。

IC-705とATU

IC-705とATUをひっさげて、宮城県南部にある山元町へ移動してきました。
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エレメントは8mありますが、釣り竿は6mのもので最上段は使っていないので、4mくらいしか釣り竿にエレメントを這わせることが出来ません。立木の近くに車を止めなかったので、エレメントの端はワイパーへ。結局アンテナは逆Vになってしまいました。
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ラジアルは張らないで、銅板を車の屋根において容量結合でアースをとりました。
初代オデッセイで使った銅板で、ダイアモンドのマグネットシートのように格好良くありません。
それでも、7,10,14,21はマッチングがとれ(他のバンドは試さなかった)、10MHz帯は誰もいなかったので、7で運用を始めようと思いましたが、聞こえている局が大変少ないのです。Vの角度がきついのでだめなのかと考え、もう少しましになるようにエレメントを張ってみました。
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気のせいか信号は強くなった気がしたので、9の移動局を呼ぶとJK7までコピーしてくれました。それで、もう一度コールするとフルコピーしてもらえました。こちらにはS8くらいで入感していたので、599を送って交信成立です。こちらは5W出力でこのアンテナなので、上出来かもしれません。
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あまりにも聞こえないので、アンテナをモービルホイップではピカイチの性能を持つヘリカルホイップに取り替えて比較してみました。
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10分も時間が違うので正確な比較は出来ませんが、バンドコンディションが悪いのはよくわかりました。今日は移動運用というよりも、ATUの試運転でした。次回は、近くの河川敷でもう少しアンテナをいじってみます。

HFJ-350Mで1.9MHz

本日、1.9MHzのコイルが届きました。
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こんな袋に入っています。
一つの袋に全ての部品を入れることができる優れものの袋です。
綴じ紐を付けてくれた販売店の心遣いは大変ありがたいものです。
早速ホームセンターでビニール線を20m買って、アンテナの根元に付けるカウンターポイズを作りました。
そして、名取川の河川敷へ行き、アンテナアナライザーを使って共振点を1910kHzにセットしました。
CQを出しても応答がないので、こちらから呼ぶことにしました。
まず、1エリアの局を呼びましたが、他の局に呼び負けるし、誰も呼んでいないのに応答がなくてCQを出し始めたりで、なかなか交信できません。10回以上コールして、やっと応答がありました。しかし、こちらから打電した相手のレポートがコピーできないようなので、何度か繰り返しました。おそらく、長いQSBの影響で信号のピークでコールサインはコピーできたけれど、RSTレポートはQSBの谷間になりコピーできなくなったのでしょう。それでも、なんとかコピーしてもらい交信が成立しました。その後、/0の局と交信できましたが、同じような感じでした。
なんとか2局と交信できたので、このロッドアンテナは正常に働いているようです。フルサイズであれば40mになるGPが、わずか2m弱の長さなので、1/20ですからこんなところでしょう。1.9MHzのアンテナが鞄に入る大きさというのが驚きです。歩いて移動する局には、もってこいのアンテナではないでしょうか。

HFJ-350M

コメットのアンテナHFJ-350Mを使ってみました。
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21日は山形の寒河江市へ。
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7MHzを中心に3.5MHzを少し。
7MHzはなんとか使えましたが、3.5MHzは記念局をいくら呼んでも応答がありませんでした。
それで、ダイヤモンドのセンターローディングアンテナに替えたら記念局からST?と応答があり、数回コールするとフルコピーしてもらえました。

22日には岩沼市の海岸へ行きました。
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前の日に運用しなかった10MHzでCQを出してみました。
4局ほど交信することができました。7MHzにQSYするためにアンテナに触ったら、コイル部分が温かくなっていました。
市販のセンターローディングアンテナよりも飛びは悪い印象ですが、HFJ-350Mは車で使うというより、バックパッカーのような感じでの移動運用なんかがピッタリだと思います。

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今回はPCとFT991AMをUSBケーブルで直接つなぎました。
ログソフトはCTESTWINを使いました。
前回うまくいかなかったリグコントロールが、設定を変えていないのに機能しています。
なぜなのかわかりませんが、うまく機能しているので良しとしましょう。これで、わざわざインターフェースを用意する必要がなくなりました。

ロングワイヤーアンテナ補修

先日の強風で切れたワイヤーアンテナを補修しました。

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アンテナチューナーの端子のところからぷっつり切れていました。

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切れたワイヤーは庭木に引っかかっています。
それを木から外して圧着端子を付けて、アンテナチューナーにつないで終了。

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ビームアンテナとロングワイヤーの差は
14MHz LW  4エレ八木 16:00JSTころ Uゾーンのコンテスト?
UA0  439  589
UA4  339  579
UC5  339  599

7MHz   LW  HB9CV  16:00JSTころ
1エリア  579  599
4エリア  579  599+10dB (JE4YOG)
W西海岸 559  599

7MHzの国内であれば十分使い物になると思いますが、DXには少々厳しいかもしれません。
相手の耳頼みですね。
でも、1.9MHzからどのバンドも出られるので、ロングワイヤーアンテナはとても重宝しています。
今晩はJA0コンテストがあるので、3.5MHzでお目にかかりましょう。