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HT-1A 製作その2

その2というか、完成編です。
送信部の3つのコイルが1番の難関でしょうか。
コイルを巻いてから、エナメルをはがすのを忘れてはいけません。
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ファイナルを取り付けますが、まだハンダ付けはしません。
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ディスプレイボードを取り付けます。
LEDは送信インジケーターです。
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AF用のボリュームを取り付けます。
LEDはLEDはAGC用で、信号の大きさに合わせて光ります。
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一通りできたので、調整します。
調整は受信部だけで、送信部は必要ありません。
受信部も2つのコイルと1つのTCを回して最大感度にするだけです。
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シャックのQRPリグです。
KX3は重ねられませんでした。実際にはHT-1Aの上にアンプ内蔵スピーカーがあり、そこから音を出しています。
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今回トラブルが1つありました。
同調用エンコーダーをクリックすると、周波数ステップが1kHz→100Hz→10Hz→100kHzのように変わっていくはずなのですが、
クリックしても周波数ステップは変わらずに、VFO/RIT/XIT切り替えスイッチと同じような動作をしました。
こういう時は、たいていの場合イモはんだだったりするのですが、今回は違いました。
ディスプレイボード上のMCUに半田ブリッジがありました。
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ディスプレイボードは完成品なので盲点でした。
半田ブリッジを直すと、ちゃんと動いてくれました。

久しぶりにP-7DX

久しぶりにP-7DXでCQを出しました。
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せっかくなのでKeyは縦振れにしました。A1CLUBのKeyです。少しガタが出てきて、打ちづらいところもありましたが、QRPのお馴染みさんが呼んできてくれました。相手は3Wで579くらいの強さで入感していました。
その後、0エリアの局が呼んできてくれました。ファイナルが6360の真空管の送信機だそうです。4Wの信号が579で入感していました。こちらがP-7DX 0.6Wだと打電すると、0.4Wに出力を下げてきました。それでも439で入感していましたから、コンディションは復活してきたようです。

MKCD2016 The Code Weapon

遅ればせながら、ハムフェアで購入したモールス符号復号機能付きメモリーキーヤーを作りました。
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まずは抵抗を半田付けします。

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次にダイオードやコンデンサを半田付けしました。

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トランジスタなども半田付けします。

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ジャックなどを半田付け。

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ICソケット、VR, ブザーなどを半田付けします。

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ケースに入れるつもりなので、付属のタクトスイッチは使わずプッシュスイッチを買ってきました。スピード調整のVRも半固定式のものではなくて普通のVRです。

ここで問題が発生しました。
キーヤーとしては動作するのですが、符号を復号してくれません。
クラブのOMさんからR2とか怪しいからチェックしてと教わり、見た目は分からなかったのですが再ハンダ付けしたらちゃんと復号してくれました。イモ半田でした。お粗末様。

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快調に働いています。
和文はまだなんぼも覚えていないので、へ~と見ていました。
これから、プラスチックの入れ物に入れる予定です。

DDS-VFOとAYU-40 その5

エレキーが使えるようにAYU-40のブレークイン回路を使うようにしました。
ただ、DDS-VFOを使うことでCALスイッチが必要なくなったので、6Pのトグル・スイッチはDDS-VFOのTX/RXの切換とAR7030のスタンバイに使います。AR7030は背面の端子にミュートする端子があるようです。
それから、2SC1815で400mW出力は少々怖いので、ファイナルトランジスタを2SC1957に替えました。これに伴い、出力が400mWから450mWに微増しました。
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今朝のFISTSのネットに改造前のAYU-40でチェックインしました。
改造後にRXをSR-7にして3局と交信できました。7003kHz固定ではないので、7005~7020kHzの移動運用している局と交信できます。自分の作った機械で交信するというのはまた格別ですね。

AYU-40とDDS-VFO その4

今日はAYU-40+DDS-VFOの手直しをしました。
AYU-40はフルブレークインにしていたのですが、リレーの音がカチャカチャとうるさいので、フルブレークイン回路は使わずに、手動で送受信を切り替えることにしました。6Pのトグル・スイッチでアンテナへの出力をRXとTXに切り替えています。もう1回路で、DDS-VFOの出力を送信時と受信時に切り替えるために、DDS-VFOの外部接続端子18番(縦振れキー入力)をグランドに落とします。

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ケースに入れて電源を13.8Vにしたら、0.4Wほどの出力になりました。これは大きな出力ではありませんが、うちのアンテナで国内QSOするには不足している出力ではありません。ところが、エレキーをつないで打電すると出力は数ミリワットしか出ません。それで、先ほど出力を測った時と同じ縦振れ電鍵をつないでみると、ちゃんと0.4W出るではないですか。エレキーではファイナルトランジスターをスイッチできなかったのですね。(あたりまえか)それで、TS520につながっているバグキー(みずほです)を外して、AYU-40に接続して出力が0.4Wに上がると、7010kHz付近にいる移動局から応答がありました。そのうちの1局はQRP関係でお会いするOMさんでした。AYU-40を使っていると言ったら、FBに届いているといわれました。同時に数局呼ぶ状況では勝ち目はありませんが、誰も呼んでなければ気付いてもらえるようです。縦振れやバグキーだけでなくエレキーも使いたいので、次週はフルブレークイン回路の一部だけ使うことができるように改造します。

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本当はこのラインアップで運用したかったのですが、今日は混信が激しすぎて無理でした。それで、受信機にはAR7030PLUSを使い、気持ちよく運用しました。

今後はAYUにアンプ1段を付けて数W出せるようにしようと考えていたのですが、このままにして今年のQRPコンテストに使ってみようと思います。このケースではパワーアンプが入る場所がありません。それで、数Wの出力は年末に購入したKD1JV Tri-Bander CW transceiverに任せようと思います。それにしても、欠品だったロータリーエンコーダーがまだ届かない・・・・・




AYU+DDS-VFOケースに入れる

ケースに入れる前に、最後の確認を行いました。
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およそ0.2~0.3Wの出力があることを確認して、ケースに入れました。

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ここで、問題が浮上しました。
当初はDDS-VFOを送信にも受信にも使う予定でしたが、途中で計画を変更して、送信機を作ることにしました。
そのため、DDS-VFOの出力は7MHzが出っぱなしになっており、それが漏れて受信機で受信してしまうのです。受信時に7MHzの出力が出ないようにしなければならないのです。元々、受信時にはDDS-VFOの出力を受信機のIF周波数分シフトするようになっているので、その機能を使えばいいわけです。
ということで、きょうはここまで。

AYU+DDS-VFO調整

ケースに入れる前の動作確認を行いました。AYU&DDSVFO
周波数は7MHz帯の全てに動くことができるようになりました。
DDS-VFOのローパスフィルタを改造してあるので、10MHzでも可能です。AYUのローパスフィルタを10MHzようにすれば2バンド送信機になります。
これからケースに2カ所穴を開けて、AYUを取り付けたら完成です。

VFOと送信機は1つに その1

AYU-40はすでに実戦投入してあり、今日も1エリアの2人のOMと交信頂きました。しかし、水晶1波の送信機なので、混信が出てきてもQSYすることもままならず、あえなくQRTとなることがあります(実際には別のリグでQSYということが多いのですが)。
そんなわけで、予定していたAYUにDDS-VFOを付ける作戦の第2段階に進むことにしました。

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VFOを使い回したいという理由で、DDS-VFO、TX, RXを3つのケースに入れる予定でした。しかし、AR7030PLUSという受信機を手に入れたので、受信機は自作とせず、VFOとTXを一体化することにしました。
両面テープが剥がれて液晶表示部がはずれてしまい、2.6×12のナベねじを買いにいったりしたので、思ったよりも時間がかかってしまい、日曜の夕方では終わりませんでした。 つづきはまた。

AYU-40とSR-7

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久しぶりにAYU40とSR-7の組み合わせで交信しました。
AYU40は7003kHz0.2W出力です。
FISTSのNETの時間(0800JST)はコンディションが不安定でしたが、10時半頃にはもう安定していて、0,1エリアの4局と交信できました。そのうちQRP局は1局でした。
周波数が直読できるというのは有り難いですね。もっとも、AYUは周波数固定なのでキャリブレーションをとればいい話ですが。