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TS890の遠隔操作

汎用ソフトでシステムを組み上げる自信がなかったので、専用ソフトがあるTS890を選んだというのが購入の動機の1つです。

「遠隔操作」運用ガイドによると
「TS-890 シリーズは、ラジオコントロールプログラムARCP-890 とKENWOOD NETWORK COMMAND
SYSTEM(KNS)を使用することにより、LAN およびインターネット経由の遠隔操作が可能です。
遠隔操作にはいくつかの運用スタイルがあります。本資料ではそれぞれの特徴、システムの組み方、設定
方法等について、詳しく説明していきます。」
となっています。

いくつかの運用スタイルの中で、システムの組み方が一番易しい(と思われる)家庭内専用線(LAN)による遠隔操作システムを構築することにしました。
と言ってもたいしたことはなく、説明書の通りにすればあっけなく設定できました。そして、PCからCWの音が聞こえたときはうれしかったですね。

昨日から夏休みに入ったのですが、あいにくシャックにはエアコンがありません。今まではエアコンで冷えている居間に通じるドアを開けて部屋を涼しくしていたのですが、昨年から猫を飼い始めたので、ドアを開けっ放しにできません。それで、暑いシャックにいるのが嫌なので遠隔操作でTS890を運用できるように総通に変更届を出しました。有難いことに「遠隔操作」運用ガイドに変更届の書き方などが掲載されています。それを参考にして、変更届をすることができました。

ところが、
ARCP-890というソフトなのですが、昨日久しぶりに使ってみたらこういうエラーが出てきました。
ARCP-890_Program1.jpg

先日まで調子よかったのに、何でしょうか。
それで、ツールー設定をクリック。
ARCP-890_Program2.jpg

KNS-設定をクリック。
そうすると、PCのIPアドレスが空欄になっています。
ARCP-890_Program3.jpg

三角マークをクリックするとPCのアドレスが出てきたので、それをクリックしました。
ARCP-890_Program4.jpg

OKをクリックするとこうなります。
ARCP-890_Program5.jpg

これで遠隔操作のソフトが使えるようになりました。
ARCP-890_Program6.jpg

やっかいなのは、毎回エラーが出るということではないのです。
久しぶりにやったら「KNSでTS890に接続できません。」というエラーが出てきてしまいました。
小一時間はPCと格闘したので、備忘録として残しておきます。






TS890 ルーフィングフィルター その1

TS890を開腹して270Hz幅のルーフィングフィルターを取り付けました。
DSCN1292.jpg

シールドがしっかりしています。
DSCN1294.jpg


DSCN1296.jpg
この部分に270Hzのオプションフィルターを装着します。
500Hzのフィルターは標準装備です。

DSCN1297.jpg
何が変わったのかと言えば、まだその場面に遭遇していません。
ルーフィングフィルターを取り替えることができる無線機と言えばK3ですが、250Hzの切れが良くなかったために、400Hzと250Hzの違いが今ひとつわかりませんでした。
メジャーコンテストやローバンドDXでその真価がわかりそうです。

TS890のRFGAIN

ログブックの付録につられて購入したCQ誌。
JA1RPKによるTS890のセカンドインプレッションが載っていた。
その中で「静かな受信機の設定」という小見出しがあり、これが目から鱗が落ちるというか、なるほどという内容だった。

それは、TS-890のRF GAINを絞っても感度の低下がないということだ。
例えば、S/N 10dB感度のアンテナ入力レベルは14.1MHz CW BW 500Hz AGC ONの場合、プリアンプOFFではRF GAINは5まで絞っても感度は変わらない。つまり、感度を落とさずに外来ノイズだけでなく、セットノイズ全体を落とすことができるのだ。
そして、もっとびっくりしたのはAF GAINを増やしてもヒスノイズが増えないのだ。つまり、ノイズを増やさずに音量を増やすことができるということだ。

RF GAINを絞ればAF GAINを増やして微弱信号を聞くことになるが、上記の特徴を持つTS890はかなり静かな受信環境を作ることができる。
20190330TS890GAIN.jpg
このあたりがホームポジションになる可能性が高い。
Sメーターは9まで振ってしまうが、感度は変わらずに静かな受信機が出現する。
RF/AF GAINはその時のバンドコンディションによって微妙に調整しなければならないだろうが、うまく調整するとK2よりも静かなトランシーバーになるのがTS890だ。

TS890 v.s K3 その1

TS890を使い始めて2週間。まだ超基本的な部分しか使っていませんが、隣にあるK3と比較することで、その性能を明らかにしていきたいと思います。(ちょっと大げさ)

まず、その大きさと重さです。かなり違います。
TS890は突起物を含んでおよそ幅41cm、高さ16cm、奥行39cm。
K3は幅28cm、高さ11cm、奥行30cmと2周り以上違います。
重さが最も違うところで、TS890が約16㎏に対してK3は約4㎏です。
腰が心配だったので、かみさんに手伝ってもらい床から机の上にあげたTS890ですが、K3は片手で持ち運びができます。近年、高性能のリグがたくさん登場しましたが、K3の軽さは群を抜いており、DXペディションで多用されるのが理解できます。
一度セットしたTS890はもう動かしたくありませんが、K3はあちこちにもっていこうという気持ちになります。

ARRL DXCWコンテストに参加してみました。
コンディションが悪い中、5Wで呼びまわりましたが、S7の信号がS9+10dBの信号から300Hz離れると問題なく復調できます。
通過帯域は150Hzにしました。K3も問題なしです。こちらは270Hzのルーフィングフィルターに切り替わります。

音色はS3くらいの信号強度であれば、K3のほうがシャープでTS890の音はマイルド。
K3の方は雑音がDSPぽく感じられる。ちょっと不自然に感じる部分で、私にとって一番の難点です。
TS890の雑音は柔らかく感じられるので、長時間のワッチには適しています。

ノイズすれすれの信号の了解度はどうかというと、まだあまり遭遇していませんが、K3の方が了解度が高い場合もあれば、TS890の方が了解度がいい場合もあり、一概にどちらがいいとは現時点では決められません。こっちらのほうはもう少し時間が必要です。

ざっくりいうと、TS890は音が優しくなったK3といえるかもしれません。(たんなる個人の感想です)































備忘録

自分のために設定を残します。
TS890の設定というかCONTESTWINの設定について。
CTESTWIN設定

TS890
アドバンストメニュー17 Vertual Standard COM Port-RTS CW Keying
アドバンストメニュー18 Vertual Standard COM Port-DTR PTT
メニュー7-01 Baud Rate Virtual Standerd COM 38400bps
115200bpsだと駄目でした。

PC
COM port

この設定でCTESTWINが動きました。
インプレッションよりも前に、まずは設定を残します。

TS890購入

年末から1か月以上かけてシャックの整理を行ってきました。それは、次期エースの導入のためでした。
整理しながら、悩んだ末に次期エースとして選んだのは、TS-890Sでした。

この期に及んでスーパーヘテロダイン・ダウンコンバージョン方式の無線機ですか~今ならSDRでしょ!という声があちらこちらから聞こえてきますし、私もそうだろうと思います。

KX3の受信性能は素晴らしいですし、IC7300が10万円ちょっとで買えるなんて驚きです。でも、KX3はタワーに上げたアンテナにつないで使うリグではないと感じます。また、IC7300にLCのBPFをつないだらとても聞きやすくなりました。INRADのフロントエンドフィルター(水晶フィルター)をつないだら、コンテストのランニングにはとても良かったです。きっとSDRは発展途上の技術なのでしょう。

ダイレクトサンプリング受信機ではA/Dコンバータでアンテナから入ってきた信号をデジタル信号に変換する際、A/Dコンバーターの分解能による量子化歪みが発生します。また、A/Dコンバーターが飽和するような過大な入力(オーバーフロー)が発生するとアナログ信号をうまくデジタル信号に変換できなくなってしまい、結果的にデジタル信号そのものが演算で処理できなくなってしまう短所があります。もう少し待っていれば、安くて更に性能の良いA/Dコンバーターの登場により、そんな心配はなくなるのでしょうが、購入するのは今なんです。

現時点での解決策として、IC7300にフロントエンドフィルターを付けるというのはなかなかいい案でした。しかし、膨大なコストがかかるために、全部のバンドでそれをやるわけにはいかないのです。そこで、フィルターが1個で済むように、スーパーヘテロダイン方式の後ろにSDRを持ってきたFTDX101はさしずめハイブリッド方式なのでしょうね。これはいけるかもしれませんが、首を長くして待っていたにも拘らず、まだ発売されていません。

では、時代遅れのスーパーヘテロダイン方式の無線機を選ぶ理由は何かというと、大げさに言えば一世を風靡したスーパーヘテロダイン方式の最期を看取るというか、まあ、枯れた技術の安定さを選んだわけです。いえ、アマチュア無線のスタートがTS520だったので「トリオサウンドよ、もう一度!」という気分です。まあ、TS590を使った感じでは過大な期待は禁物ですが。

ということで、間もなくシャックに890がやってきます。それを察したK2が駄々をこねているのかもしれません。ごめんね、K2。サブはSDRになるだろうから、君は三番手かも。



TS450リストア

年末に手に入れたTS450は送信できるし受信できるけれど、ジャンク品という触れ込みでした。
受信してみると受信音が濁るので、TS450、TS690で多いAFの電解コンデンサの液漏れかと思いケースを外してみると、前のオーナーが交換した形跡がありますが、プリント基板がしっかり腐食していました。それで、アルコールと砂消しゴムを使って基板をきれいにして、新しい電解コンデンサを付けました。
DSCN1191.jpg

DSCN1198.jpg

これで解決かと思ったら、受信音はまだ歪んでいて、そのうちPLLのアンロックとなってしまいました。回路図とサービスマニュアルをもとに、PLLユニットを調整しました。

DSCN1205.jpg

PLLユニットのTP3は規定値で5.0Vですが、実測値は2.25Vでした。VCO2のTC1を回して3V位になるとアンロックが解消されました。もう少し回して規定値の5.0Vにしました。
ついでにPLLユニットのコイルを調整しようとしましたが、マニュアル記載の電圧が出ていたので止めました。
これでKENWOODサウンドが復活しました。

DSCN1206.jpg

K2とTS930

今年手に入れたTS930は結構いい音がして気に入っています。
電源内蔵で、POWERスイッチ1つで受信できるのもいいです。
KENWOODの昔のフラッグシップなので、造りがしっかりしていて、スイッチ類も適当な間隔で使いやすいです。
そんなわけで、最近はK2よりもTS930で聞いている時間が増えてしまいました。

今朝のFISTSのNETは、国内のコンディションが上がる前で、コントローラーのTakさんの信号は微かに聞こえるのみでした。
とろろが、リグをTS930からK2にスイッチしてみると、存在しかわからなかったTakさんの信号が、符号として聞こえるではありませんか。もちろん電文の全てがコピーできるわけではありませんが、何とか声をかけることができました。
超微弱信号ではK2に軍配が上がりました。さすがはメインリグです。また、使ってやらなくては。

TS520でオール九州

520JA6.jpg
今日は久しぶりにTS520V改造でコンテストに参加しました。
オール九州コンテストに管外局として参加しました。

RFゲインを7.5まで絞るとノイズレベルが下がり、520でも落ち着いて聞いていられます。そうすると、ダブルスーパーにもかかわらずフィルターが1つで、そのCWフィルターの特性がわりと幅広タイプなために、CWの音が良いのです。アナログVFOということもあるのでしょうね。エレクラフトのK1と聞こえ方が似ているかもしれません。
VOXが動作しなかったのは痛かったです。いちいちスタンバイスイッチをSENDにしなくてはなりませんでした。MODEスイッチを1度TUNにして、またCWに戻したらVOXが動作するようになりました。来年は40才になるリグなので、修理、調整しながら大切に使っていきたいです。

9時頃は弱すぎて呼ぶのを諦めたQRPの移動局の信号は、11時頃になるとS5くらいまで強くなってきたので交信することができました。
管外なのでゆっくり呼び回り、10局と交信して打ち止めです。