R-4C聞き比べ
東海コンテストでTS890, R-4C, K3, K2を聞き比べてみました。
本来ならば弱い信号で比べたかったのですが、コンテストのような強い信号が多いときに比べるのも良いかと思いました。
ここをクリック
YoutubeにUPすると、実際の音とはまた違って聞こえます。参考になるかどうか分かりませんが、一応載せておきます。
次回はローバンドの弱い信号を聞き比べてみたいですね。
本来ならば弱い信号で比べたかったのですが、コンテストのような強い信号が多いときに比べるのも良いかと思いました。
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YoutubeにUPすると、実際の音とはまた違って聞こえます。参考になるかどうか分かりませんが、一応載せておきます。
次回はローバンドの弱い信号を聞き比べてみたいですね。
R-4Cがやってきた

我が家にドレークのR-4Cがやってきました。
50年以上前の受信機なので、整備しなければ使い物になりませんが、整備する腕がないのでレストア済みのR-4Cを購入しました。
ただ整備しただけではなくAFユニットを交換したり、検波回路を新しく作り直したりしているR-4Cです。
アナログVFOを使っているからなのか、耳に優しい感じの音が出ています。ただ、オプションのCWフィルターが入っていないので、聞いたのはSSB中心でした。
これではいけないと、CWフィルターを探しました。お目当てのものはINRADにありました。
最近の無線機はコンピューターで信号を処理するのが当たり前になり、メカニカルフィルターやクリスタルフィルターなどの需要が減り、INRADでも在庫がなくなったらそれで終わりという感じになってきました。
本当は500Hz幅のフィルターがほしかったのですが、あいにく在庫がなく(たぶん補充されない)、250Hz幅のフィルターを購入しました。

メイドインジャパンなんですよね。

外見はK3用のフィルターにそっくりです。
これをR-4Cの背中に取り付けて


同調には繊細なタッチが必要ですが、この頃の無線機にはよくあることです。CWフィルターはしっかり働いているようで、スパッと混信が切れて聞こえます。
それでは日付が変わりそうなので、続きはまた。
KN990A ファームウェア改修
ファームウェアがアップグレードされました。
アップグレードの前に、KN990Aの設定をUSBメモリにバックアップしておきます。
リグの裏面にあるUSB2にUSBメモリを差し込み、メモリーが認識されるのを待ちます。
リグのメニューからSETTING>SYSTEM>CONFIG>Export to USB Diskと進み、USBメモリのルートディレクトリに「config.Rtf」を書き出します。
次に、USBケーブルを使ってKN990AとPCを接続したのですが、私のPCにはCH340ドライバがインストールされていないので、南京恒マイクロエレクトロニクス株式会社のHPへ行き、CH341SER. ZIPをダウンロードしてインストールしました。
その結果、KN990Aはシリアルポート3番で接続したので、バージョンアッププログラムのCOM:をCOM3に指定すると赤い四角が緑に変わりました。そして、Startボタンをクリックするとバージョンアップ作業が始まります。

更新が終わると自動的に無線機が再起動し、強制的にUSBメモリのルートディレクトリに設定を読みに行き、更新は終了します。
このバージョンアップにより、S=9+60dBというスーパーローカル局のオンエアで、バンドがブラックアウトする現象はなくなりました。
また、近接S=9+40dB程度の信号による復調の困難さはかなり改善されました。
実戦投入しなければはっきり言えませんが、これで相当使える無線機になったのではないでしょうか。
ニューイヤーパーティーが楽しみですね。受信で使える目処が立てば、早ければオール宮城コンテストで使ってみたいです。もっとも、それまでに免許されればの話ですが。
PCとKN990Aが接続されたので、CATを利用できるようにします。
KN990AのCATプロトコルはFT817と互換性があります。それで、Logger32のradio2の設定をFT817,ボーレート38400にして、表示をKN990Aにしました。これにより、Logger32でKN990Aが格段に使いやすくなります。
アップグレードの前に、KN990Aの設定をUSBメモリにバックアップしておきます。
リグの裏面にあるUSB2にUSBメモリを差し込み、メモリーが認識されるのを待ちます。
リグのメニューからSETTING>SYSTEM>CONFIG>Export to USB Diskと進み、USBメモリのルートディレクトリに「config.Rtf」を書き出します。
次に、USBケーブルを使ってKN990AとPCを接続したのですが、私のPCにはCH340ドライバがインストールされていないので、南京恒マイクロエレクトロニクス株式会社のHPへ行き、CH341SER. ZIPをダウンロードしてインストールしました。
その結果、KN990Aはシリアルポート3番で接続したので、バージョンアッププログラムのCOM:をCOM3に指定すると赤い四角が緑に変わりました。そして、Startボタンをクリックするとバージョンアップ作業が始まります。

更新が終わると自動的に無線機が再起動し、強制的にUSBメモリのルートディレクトリに設定を読みに行き、更新は終了します。
このバージョンアップにより、S=9+60dBというスーパーローカル局のオンエアで、バンドがブラックアウトする現象はなくなりました。
また、近接S=9+40dB程度の信号による復調の困難さはかなり改善されました。
実戦投入しなければはっきり言えませんが、これで相当使える無線機になったのではないでしょうか。
ニューイヤーパーティーが楽しみですね。受信で使える目処が立てば、早ければオール宮城コンテストで使ってみたいです。もっとも、それまでに免許されればの話ですが。
PCとKN990Aが接続されたので、CATを利用できるようにします。
KN990AのCATプロトコルはFT817と互換性があります。それで、Logger32のradio2の設定をFT817,ボーレート38400にして、表示をKN990Aにしました。これにより、Logger32でKN990Aが格段に使いやすくなります。
WWでKN-990Aを使う(受信)

KN990AをWWコンテストで使ってみました。
といっても、免許されていないので受信のみです。
もっぱらFT817と比較しながら使ってみました。
15mバンドはWが強力に入感していました。
20mバンドを聴いてみると、自宅から100mくらいしか離れていない、スーパーローカル局がオンエアーしていました。Sメーターがフルスケールになる強さです。20kHzくらい離れるとFT817であれば交信可能ですが、KN-990AだとAGCが引っ張られて受信不能になります。K3やTS890だと5kHz離れると交信が可能になります。まあ、こんな高価なリグと比べるべきではないので、参考程度にとどめておきましょう。
バンドスコープがあるので、バンドの使用状況をつかむにはいいですね。FT991Aよりも見やすいバンドスコープです。
後は、夜間の40mをワッチしてみました。
スーパーローカル局がいなければ、結構ちゃんと聞こえます。
K1だと20mhHB9CVは重荷のようで、放送局からの抑圧を感じるのですが、KN-990Aはそれがありませんでした。
ただ、弱い信号と強い信号の受信音の差が大きすぎてびっくりします。これはK1のAF AGCと似ていますね。ヘッドフォンをして受信するのが怖いです。この点が改善されると、かなり戦力になるように思います。ファームウェア改修で改善されると嬉しいです。

受信のみだとつまらないので、時々FT817で呼びました。
今回のWWコンテストはQRPで参加でした。
HT-1A 製作その1
夏休みの工作を始めました。
HT-1A
半完成品キットを選んだので、MIZUHOのP-7DXと似たような感じです。
コイルを巻いたりする手間があるので、P-7DXより難易度は1つ上でしょうか。
写真入りの組み立て説明書があるので、それを見ながら組み立てるのでさほど難しくはありません。

チップ部品は既にハンダ付けされています。
まず、リレーを2個取り付けます。

抵抗アレーを取り付けます。




ほとんどの部品を取り付けました。
コイルを巻き終えたところで、組み立てその1は終了です。
HT-1A
半完成品キットを選んだので、MIZUHOのP-7DXと似たような感じです。
コイルを巻いたりする手間があるので、P-7DXより難易度は1つ上でしょうか。
写真入りの組み立て説明書があるので、それを見ながら組み立てるのでさほど難しくはありません。

チップ部品は既にハンダ付けされています。
まず、リレーを2個取り付けます。

抵抗アレーを取り付けます。




ほとんどの部品を取り付けました。
コイルを巻き終えたところで、組み立てその1は終了です。
あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします
新年最初の交信は7MHzCWで福岡の局でした。
まだ早いせいかバンドがオープンしていないような感じでした。
リグはTS520を使いましたが、とうとうVOXが作動しなくなって、手動でスタンバイスイッチを操作しました。向陽中学校無線部でTS-311でCWをやった時のことを思い出しました。VOXもサイドトーンもなかった311でCWはやりにくかったですが、ぴかぴか光る同調ランプを見ながらスタンバイスイッチを操作したものです。新年ですから、たまには昔語りもいいでしょう。
520で交信したのは昨年の8月以来でしたから、少しへそを曲げられたのかもしれません。時々灯は入れていたのですが、それでは足りなかったようです。やはり、アイドリングだけでは不足で、実際に走らせないとだめですね。
UTCでも新年になった時間に奈良の局と交信しました。この時にはVOXが復活していましたから、時々は使ってねという520からのお願いなのでしょう。今年は古いリグもいたわりながら使っていきましょうか。
今年もよろしくお願いします
新年最初の交信は7MHzCWで福岡の局でした。
まだ早いせいかバンドがオープンしていないような感じでした。
リグはTS520を使いましたが、とうとうVOXが作動しなくなって、手動でスタンバイスイッチを操作しました。向陽中学校無線部でTS-311でCWをやった時のことを思い出しました。VOXもサイドトーンもなかった311でCWはやりにくかったですが、ぴかぴか光る同調ランプを見ながらスタンバイスイッチを操作したものです。新年ですから、たまには昔語りもいいでしょう。
520で交信したのは昨年の8月以来でしたから、少しへそを曲げられたのかもしれません。時々灯は入れていたのですが、それでは足りなかったようです。やはり、アイドリングだけでは不足で、実際に走らせないとだめですね。
UTCでも新年になった時間に奈良の局と交信しました。この時にはVOXが復活していましたから、時々は使ってねという520からのお願いなのでしょう。今年は古いリグもいたわりながら使っていきましょうか。
40mフロントエンドフィルター
以前から興味のあったINRADのフロントエンドフィルターを取り付けてみました。

フィルターなしの40mはこんな感じです。

フロントエンドフィルターをつけると40mバンドがこうなります。

+40dBの強さの放送波がS5-7くらいまで減衰されます。
詳しくはこんな感じです。

バンド幅は18kHzくらいでしょうか。
これがもう1つあれば、CWバンドをほぼカバーできるので、大変良いのですが、残念ながらINRADにはこれしか在庫がないのです。
そこでクリスタルフィルターではなく、LCフィルターを作りました。

LCフィルターを付けるとこうなります。

LCフィルターはCQ ham radio別冊2008年夏号掲載のトロイダルコアを使った7MHz2ポールBPFです。ずいぶん前に作ったBPFですが、プラスチック容器に入れて使えるようにしてみました。
2連バリコンで周波数を可変出来るようにしましたが、帯域がかなり広く、40mバンドをほぼカバーできるようです。
それでも、帯域外は-30dB位になるようですから、普段使いにはLCBPFの方が良いかもしれません。INRADのフロントエンドフィルターはコンテストに使うとか。
それから、80m,30m,20mのBPFをつくって、プリセレクタとして発展させても面白いかもしれません。IC-7300は安くて性能の良いリグですが、どうしても受信トップがヤワなので補強してあげたい気になります。

フィルターなしの40mはこんな感じです。

フロントエンドフィルターをつけると40mバンドがこうなります。

+40dBの強さの放送波がS5-7くらいまで減衰されます。
詳しくはこんな感じです。

バンド幅は18kHzくらいでしょうか。
これがもう1つあれば、CWバンドをほぼカバーできるので、大変良いのですが、残念ながらINRADにはこれしか在庫がないのです。
そこでクリスタルフィルターではなく、LCフィルターを作りました。

LCフィルターを付けるとこうなります。

LCフィルターはCQ ham radio別冊2008年夏号掲載のトロイダルコアを使った7MHz2ポールBPFです。ずいぶん前に作ったBPFですが、プラスチック容器に入れて使えるようにしてみました。
2連バリコンで周波数を可変出来るようにしましたが、帯域がかなり広く、40mバンドをほぼカバーできるようです。
それでも、帯域外は-30dB位になるようですから、普段使いにはLCBPFの方が良いかもしれません。INRADのフロントエンドフィルターはコンテストに使うとか。
それから、80m,30m,20mのBPFをつくって、プリセレクタとして発展させても面白いかもしれません。IC-7300は安くて性能の良いリグですが、どうしても受信トップがヤワなので補強してあげたい気になります。